年賀状を書く時期になると、しばらく会っていない友人や知人へのメッセージに悩むことがありますよね。
特に、年賀状だけでやり取りが続いている相手には、どんな言葉を選べば失礼なく心を伝えられるか、迷う方も多いのではないでしょうか。
久しぶりに送るからこそ、丁寧さは大事にしつつも、堅苦しすぎない温かい言葉を添えたいものです。
そんなときに役立つ文例を集めましたので、ぜひ参考にしてみてください。
- 会っていない人に送る年賀状の文例
- 年賀状だけの付き合いになっている相手への文例
- 心が伝わる丁寧なメッセージ例
詳しく紹介していきますね。
年賀状を会っていない人に送るための文例集
久しく会っていない相手に年賀状を送るときは、言葉選びに少し気を使うかもしれません。
でも、年賀状は相手との繋がりを再確認する良い機会です。
ここでは、そんな状況でも自然に使える文例をいくつかご紹介します。
長期間会っていない相手に送る時のポイント
長い間会っていない人に年賀状を送る際は、相手との距離感を大切にしながらも、相手に負担をかけないメッセージを心がけたいですね。
少し久しぶりだからといって、詫びる言葉をたくさん使うよりも、今後の健やかさや幸せを願う一言を添える方が、相手にとって心地よいものになります。
例えば「しばらくご無沙汰していますが、お元気ですか?」という自然な一言を加えるだけで、長らく会っていなくても温かい印象を与えることができます。
関係を続けたい相手に送る文例
会えなくても、これからも関係を続けたいと思っている相手には、気持ちを伝えつつ、負担のない形で挨拶を送りましょう。
関係を維持したい相手に送るための自然な文例を紹介します。
「しばらくご無沙汰していますが、お元気ですか?
新しい年が素晴らしい一年になりますように。
またゆっくりお会いできる日を楽しみにしています。」
「なかなかお会いできていませんが、変わらずお元気で過ごしていることと思います。
私も、時々昔のことを思い出しています。
またいつかお話できる日を楽しみにしています。
今年もどうぞよろしくお願いします。」
「しばらく連絡できていませんでしたが、元気で過ごされていることを願っています。
今年もお互いに素敵な一年にしましょう。
またお会いできる日を楽しみにしています。」
無理に近況を尋ねたり、重くならないように配慮した形で、自然な距離感を保ちつつ相手を気遣うメッセージになっています。
親しい関係が続く相手向けの文例
親しい友人や長年の付き合いがある相手には、少しカジュアルでフランクな言葉遣いの方が親しみやすさが伝わります。
堅苦しい言葉を避けて、温かみのあるメッセージを送りましょう。
「ご無沙汰してます!
最近なかなか会えなくて寂しいですが、元気に過ごしてますか?
またゆっくり会えるのを楽しみにしてます!
今年もよろしくお願いします!」
「なかなか会えないけれど、元気でやってますか?
今年こそはぜひ再会したいね。
また時間があればご飯でも行きましょう!
今年もどうぞよろしくお願いします!」
「最近全然会えてないけど、変わらず忙しくしてますか?
また時間ができたらゆっくり話したいです。
今年もよろしくお願いします!」
親しい相手には、少しフランクなメッセージの方が距離感も縮まり、受け取る側も気楽に受け止められるはずです。
年賀状だけの付き合いに最適な文例集
年賀状だけのやり取りが続いている相手にも、負担をかけずに気持ちを伝えることは可能です。
年賀状だけの関係が続いているからこそ、丁寧な言葉選びをしつつも、温かさを感じさせるメッセージを送りましょう。
年賀状だけの付き合いの相手に送るコツ
年賀状だけのやり取りが続いている相手には、あまり踏み込みすぎないように注意しながら、適度に温かみのある言葉を選ぶのがポイントです。
無理に近況を尋ねるのではなく、「今年もよろしくお願いします」といった、簡潔で失礼のない言葉で締めくくるのがおすすめです。
フォーマルな文例
フォーマルな関係で使える文例を紹介します。
「いつも年賀状でのご挨拶のみとなってしまい申し訳ございません。
新しい年が、実り多い一年になりますようお祈り申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。」
「昨年は年賀状だけのお付き合いになってしまいましたが、いつも感謝しております。
お互いに健康で、素晴らしい一年を過ごせますようお祈りいたします。
今年もよろしくお願いいたします。」
「年賀状でのご挨拶のみとなってしまい恐縮ですが、変わらぬご厚誼に感謝申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
お互いに良い一年を過ごしましょう。」
丁寧な印象を与える文例
丁寧な言葉遣いで、相手に気持ちよく受け取ってもらえる文例を紹介します。
形式的になりすぎない程度に、温かさを感じてもらえるメッセージが理想です。
「いつも年賀状でのご挨拶となってしまい恐縮ですが、今年もよろしくお願いします。
お互いに健やかで、素敵な一年になりますように。
また何かの機会にお会いできる日を楽しみにしています。」
「なかなかお会いできませんが、いつもお元気で過ごされていることを願っています。
今年も良い一年になりますよう、心よりお祈りしております。
どうぞ本年もよろしくお願いいたします。」
「ご無沙汰しておりますが、毎年こうしてご挨拶できることを嬉しく思っています。
またお会いできる日を楽しみにしつつ、お互いに良い一年を過ごしましょう。
本年もよろしくお願いします。」
会わなくても心が伝わる年賀状の書き方と文例集
年賀状を通じて、久しく会っていない相手にも気持ちを伝えることができます。
ここでは、遠方に住んでいる友人や久しぶりに連絡を取る相手に送る際に使える、自然で温かみのある文例を紹介します。
久しぶりに送る相手に使える文例
長らく連絡を取っていなかった相手に、久しぶりに年賀状を送るときの自然な文例です。
「久しぶりにお手紙をお送りしますが、元気ですか?
お互いに素敵な一年を過ごしましょう。
またお会いできる日を楽しみにしています。」
「しばらくご無沙汰していますが、お元気でしょうか?
またお話しできる機会を楽しみにしています。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。」
「長らくお会いできていませんが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
またいつかお会いできる日を心待ちにしています。
今年もよろしくお願いします。」
遠方に住む友人に送る文例
遠くに住んでいる友人には、なかなか会えなくても年賀状でつながりを感じられます。
相手との距離を感じさせず、あたたかいメッセージを送りましょう。
「なかなか会えないけれど、よく思い出しています。
お互いに健康で、楽しい一年を過ごしましょう。
また会える日を楽しみにしています!」
「遠く離れているけれど、ずっと変わらない関係でいられることを嬉しく思います。
今年も元気で、素敵な一年を過ごしましょう。
また会える日を楽しみにしています。」
「距離は離れていても、心はいつも繋がっていると思っています。
今年もお互いに素晴らしい一年にしましょうね。
また会える日を楽しみにしています!」
旧友や元同僚向けの文例
旧友や昔一緒に働いた元同僚へ送る年賀状では、懐かしい気持ちを込めつつ、これからも変わらない関係を続けていきたいという思いを伝えると良いですね。
「お久しぶりです!
昔一緒に過ごした時間を思い出すことがよくあります。
またいつかお会いできることを楽しみにしています。
今年もどうぞよろしくお願いします。」
「しばらくお会いできていませんが、お元気でしょうか?
今でもあの頃のことを懐かしく思い出しています。
またどこかでお会いできることを願っています。
今年もよろしくお願いします!」
「お久しぶりです。なかなか会う機会がなくなってしまいましたが、昔の思い出は今も大切にしています。
これからも良いご縁が続きますように。
今年もよろしくお願いいたします。」
シチュエーション別・丁寧な年賀状メッセージの文例集
年賀状を書くときは、相手に応じてトーンを変え、心のこもったメッセージを送りましょう。
ここでは、フォーマルで丁寧な言葉を使いながらも、温かさを感じさせるテンプレートを紹介します。
フォーマルな挨拶を入れるコツ
フォーマルな年賀状を書く際は、堅苦しすぎない丁寧さを意識すると良いです。
かしこまりすぎると固い印象を与えがちですが、「お健やかにお過ごしください」や「素晴らしい一年になりますように」といった、相手の健康や幸せを祈る一言を添えると、温かい気持ちが伝わりやすくなります。
「謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年は大変お世話になり、心より感謝しております。
本年もどうぞ変わらぬご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
お健やかにお過ごしください。」
「新しい年が皆様にとって素晴らしい一年になりますよう、お祈り申し上げます。
旧年中はご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。」
「謹んで新年のお喜びを申し上げます。
昨年中は大変お世話になり、厚く御礼申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。」
感謝の気持ちを伝える文例
お世話になった相手や、日頃感謝している相手には、年賀状を通じて感謝の気持ちを伝えましょう。
短いながらも心のこもったメッセージが相手に届きます。
「昨年も大変お世話になり、心から感謝しております。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
お互いに素晴らしい一年を過ごしましょう。」
「旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。
新しい年も、引き続きよろしくお願いいたします。
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。」
「昨年はご厚情を賜り、心より感謝申し上げます。
本年も変わらぬご厚誼のほど、よろしくお願い申し上げます。
どうぞ素晴らしい一年をお過ごしください。」
気軽なやり取り向けの文例
気軽にやり取りできる相手には、少しラフな言葉遣いでもOKです。
親しみを込めて、新年の挨拶を送りましょう。
「昨年もお世話になりました!
今年もよろしくお願いします。
また時間があれば、ぜひご飯でも行きましょう!」
「なかなか会えないけれど、いつもありがとう!
今年も楽しい一年にしましょうね。
また近いうちに会えると嬉しいです。」
「去年はあまり会えなかったけれど、今年はまた時間を作って会いたいですね。
今年もどうぞよろしくお願いします。
また連絡します!」
まとめ
久しぶりに連絡を取る相手に向けて、どんな言葉で気持ちを伝えればよいか悩むこともありますよね。
この記事では、そんな相手にも自然に送れる、丁寧で心のこもった年賀状の文例を紹介しました。
会っていない相手に失礼にならない表現や、年賀状だけのやり取りでも温かさを感じてもらえる文例をぜひ参考にしてみてくださいね。
これなら、少し距離ができてしまった相手にも気軽に送れそうです。
ぜひ参考にして、大切な相手に心のこもった年賀状を送ってみてください。
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